新宮館は誠實を以て信用本位に營利を離れ飽迄御客様本位に營業いたして居ります。中古品の賣買や新古の御交換には懸引の無い新宮館へ是非御相談を願ひます。謹告弊店は歐米各地著名寫眞機及鏡玉製造會社と特約し直輸入をなして常に最新式のカメラを提供する信用ある一流の商店と連絡を保ち卸賣と小賣を問はず、誠實勤勉を旨とし相塲より必ず幾分か安賣するを目的とし豊富なる手持品を以て紳注文に應じ申候間不相變御引立願上候又弊店特約工塲は最も完備せる設備を有し寫眞機及部分品の製造をなし寫眞藥も益良卓効あるを以て高評を博し候ものに付國産奬勵輸入防遏の旨意を賛し御試用願上候本目錄は最近の相傷を標準として最低の値段を記入仕候得共財界の動搖と在貨の多少に依りて市塲ヘ投物顯はれ候節は其品種に限り、一時安値の塲合少なからず候に付、御照會或は御注文被下候得ば可成當時S最低値段に本目錄中nダック㿗は、前の値段に比すれば著しく値下仕居候之等は何れも市塲投物値段を標準と致居候に付、投物一掃致候節は舊價に復し候間御注文は迅速なる方御利益にて高需に應じ候間御照會或は⢣注文願上候
1且切段時み無置之願候候付ダはな候目ド葉書判コダック及是の大さ各種寫慎機は手札判より安價のもの時々市塲に顯はれ候間紳照會被下度候本目錄以外に時々中古品格安もの買入居候間御照會に應じ御回答可仕候、之等は賣足&#ものなる故値段表或は目錄等を作る暇無之候に付御回答の節は直ちに電報にて御注文相成らざる時は品切と相成候に付豫掐含み置願上候斯様に申上ると非常にむづかしい樣にも聽へますが本書に申述た方法-決らてむづかしくもない簡單な方法に從へば夫で正しいのです、お敎(申た通りさへお守りになれば決して失敗のない事は斷言いたします。開學問と云ふ事は一寸と便利ですが先輩の忠告にも譬過つた經驗を信ずる人があります、何事も原理原歷晉を寫すには發音機があり、文章を綴るには本書にブライターがある樣に繪畵を機械的に作るのが寫眞術1で略ぼ筋道が諒解せられ、一通り寫眞が寫せる樣になであります、發音機が數十名のコーラスの發音を描寫|れば讀畵は非常によい智識を與へます、尙雜誌カメラし數種の樂器より發する音調を其ま-aレコード11する|や寫眞藝術なご\r御參考になさるのは非常に進步を早樣に寫眞機も一瞬間に一枝片葉の微密をも實物同樣に1めます、何事にも上手となる事は愉快なものです、上描寫し繪畵の樣に數年の練習を必要といたしませんの一手になるのは相當の豫備智識が必要です、豫備智識は速成寫眞術【-】緖言-則に基いた經驗でなくては駄目です.ですからタイ|は文明の賜もので科學萬能の威力と申さねばなりません。讀霅にあるのです。【二】寫眞機Camera然れざもいくら器械的であるとは云へ多少の經驗も練習も必要ですが、其の經驗も練習も正しき道を辿り守るべき方則に從ふ事が必要なのです、寫眞機を買ひ材料店の小僧に聞て歸り夫で直ちにうまく寫眞ができ上ると云ふ程寫眞術は容易でありません。寫眞機柱としてお素人用の手提寫眞機のみにても數限りもなく數多の種類がありまして、最とも廉價なるものでは箱形のマガジンカラメ、簡便なのは卷プヰルムのコダック、小はチョッキのポケットへ入る程の小一.1
2形判(中板とも呼れ五寸五分と四寸の1寫眞術の事を通ると势ひ術語の使用を避る事ができ原板を作るもの)迄いろ(ある事は悉く圖に示して!ません、露出と云ふ事も寫眞術の術語です、文字の意本書に列記してありますから、ポケッと相談してな!味はサラス事ですが寫眞術では、寫眞機にフヰルム或るべ..高價のものをお買なさい、なるべく高價とは我乾板の如き感光物t裝嗔し、鏡玉を遁じて目的物の田引水でなるべく多く利益を貪る樣に聞へますが、寫|畵像を印象せしむる事、簡單に撮影と云ふてもよい樣眞機は高價なもの程鏡48寫度が早いのみでなく、撮!ですが、感光物+4光に曝す事です、是の曝す即ち畵ードせしむるには、目的物れると云ふてもよい高等なもの程使用者に便益を哭一の色、之を照す光線の狀況に應じて時間に非常な相違があります、目的物と光線の模様にて1秒の何百分3寫眞機をお購めになる方は稽古だから先づ廉價なも--と云ふ迅速の露出を要するものもあり、又何秒、何2-より大はカピネ影上便利なる設備が施されて、震なるもの程骨が折-像を感光面に印象或はレコ1分或は何時間も露出しないと感光板へ完全に物像がのを買ひ熟練して後高價なものを買ふと云ふ人が多いのですが少し熟練すると尙少しょいのと買換へ、又暫時すると買換へ高等なカメラを買ふ迄には數豐換其間交換に投じた金高は高等なカメラ紮買入るに足る程損をする人は決して珍らしくありませんから、是の損害と手數を省く爲に思ひ切って最初よn高價なものをお買ひなさいとお勸めするのてす。コードせられない事もあります、ですから露出と云ふ-事は非常にむづかし-X寫眞術の成功と失敗は是の露-出の正否にて決せられるのです。一之程困難な露出を寫眞機を購求する際一寸と聽て一直に成功するものではありません、夫ならざらずればよいか、それには露出表露出計なご各種のものが考案されています、何れも學者が種々考案して作ったものですが一得一失あり靈して、編者の意に適したもの【三】露出Exposuraがありませんから昨年來苦心して作り上たのが萬能露出計でありまの文字は說明葉より月日時問に應じて求め其の光量系數ヘ目的物例へば普通景色を相對セしむれば其の下部にF或はU.S.の絞りの下へ露出時間が顯はれますから、何事も記憶せず、何等の計算も要せず各種の絞【四】萬能露出計UniversalExposureDis.萬能露出計は一面を普通寫滇機用とし片面をフチーカルプレインシャッターに對する露出時間を知る事ができます。、萬出計の說明書中に詳しき説明がありますか~ら是所には略して述ません、露出計に壹圓を投ずる事を惜みて何回も失敗を繰返すと一文惜みの百知らずとなります。室DarkRoom.ラヰルム或はフヰルムパック用の寫眞機は、之を寫眞機へ仕込のみで暗室の必要はありませんが、乾板用の寫眞機は撮影しようと思へば取枠ヘ乾板を仕込のに直ちに暗室の必要を感じます、フヰルムも乾板も之を現像するには是非暗室が必要です、寫眞術と暗室は6-K-ー25con1y-ef'as/|1|11-_-t-きとしセルロイド製の圖形にて兩面とも1夬丈廻轉する樣離す事のできないものです。に作られ外3一輪上部光量暗室とは讀で字の如く全く暗黒で仕事ができません何等かの光線の必要があります、暗室燈と稱する赤色光を放つものが堕に使用せられて、変光を便りに
がなはとるなにせ寫眞術に關する仕事が扱はれるのです。絶對に安全なるものでありませんから、暗宝燈(も餘近づけず、少くも一尺を距て坂扱はねばなりませ|ん、現今の乾板4ルムの感光度は非常に強くなりまお索人方は暗室を特に作る事をお勸めするのは無理かもしれません、別に必ず作らずとも夜間は何所も暗室となります、晝間押込を閉切て暗室に應用するとも其所は暫時眼を閉て後其所是所を見廻せば暗室燈を點さずとも皿量器なざの見へる様なれば暗室は不完全です戶の透閒壁の孔隙なごを黑き紙にて眼張を施さない!したHD-_百度乃至三百度です。|取枠は金屬のものは片面、木製は兩面へ乾板を仕込一樣になって居ます、片面のものは膜面(即ち乳劑を塗!布した艷なき部分、裏は硝子其きですから艷がよります、箱を開き包を解けば必ず膜面が下向となって居|ますから全く暗黑でも表裏はわかリます、然れごも其!次のものは膜面が上向です)を上向に入るのです、是一所へ畵像が印象せられるのですから、之が鏡玉の方へ一向ふ樣に入るのです、兩面のものには割枠と云ふて書物の様に二つに分れるのがあります、之は主としてな14判以上の野外陪函の群であります、是の分は膜とフヰルム或は乾板に曇り2哭ます。曇りとはフヰルム或は乾板現像すれば、䕃が透明ならずして薄絹を蔽ふた樣に全體が薄黑くなる事です暗宝の不完全、暗室燈の光力强く或は赤色が薄き爲に微かに感光した結果です、曇りは現像液の强蒔、露出の過度の塲合にも生じます。一暗室は絶對に白色光線(日光)を遮る事が必要でありまして、夜間だと是麗扎がありませんから幾分か安一面をドーに取枠に入るのです。暗室燈は石油用、蠟蠋用及び電燈、瓦斯用なごもぁ|全でありますりますが電燈用が最とも安全で火災にも安全です。フヰルム或は乾板は濕りたる時(現像中より乾燥せる場合が光線の感じ銳敏ですから、取枠ヘ乾板を仕込のは非常に注意せねばなりません、赤色ラムブとてもca撮影TakingPictureクに裝填せられ..乾板が取枠へ仕1込まれたら何時でも撮影ができます、寫眞機を買った!家族が寫され、或は我家を撮影さ1ともよいのでi、逆に太陽に向ふて寫す場合もありますが、必ず其際日光が直接に壁を照さない事が必要です、建築物の䕃よりし又は太陽が厚+4に隱る.際最初の試驗には多くに逆光線で成功できませ1即ち廣+4阋或は電車道1なればお堀端、1上野公園、高架鐵道から遠望の類です、常焦點(目的-1繪の組織に就て申上たき事がありますが是の小冊子し失敗なき目的物を選まねばなりません、最とも寫し勿き目的物の西洋館の樣な所がよいのです、東京では述る事ができませんが、主要な目的物を繪の中央に置かず水平線を中央ならしめず、二人以上の人を均は開闊なる景色、ならしめない事が初心者に必要な注意です。輕便な寫眞機は三脚を用ひず、手に支ぞ撮影いたしますが、いくら迅速なる露出にても露出の際機體が槓伸縮を要せざるヴェスト或は物の遠近に應じて蛇腹箱形ブ..11ーの類)以外の寫眞機にありては、距離尺は2WLに示針を置き、絞りは最大のもの次位に縮|震動せぬ樣に注意せねばなりません少し、シャッターは1/25即ち二十五分一秒にて晴天の日撮影すれば四季を通じて殆んご順調に現像せられ1を震動せしめ繪を朦朧とする虞れがあります。、シャッターの!杆を指で押へる際は餘程落付て靜肅に行はないと機體三脚に架しレースにて露出すると右の様な失敗はセルフタイマーな絕對になくなり、自分で自分を寫ナごも使用せられます。撮影に當り太陽の位置ですが、太陽を背に負ひて日光に浴するものを撮影せよとは、古き寫眞術の警告ですが之では繪に浮上りがなくなって平凡になります繪に光と蔭が適宜に配置せられないと浮上りがなくな!【七】現像フヰルムも乾板も現像の原理は同一でありますが其Development.alリます、右或は左の肩より斜めに太陽が照す位置が最-
カメラ現像液は非常に濃厚なもので、乾板フ+24には優れた現像液であります。の取扱方に少し相違があるのみです。板でも露出しても眼に見へる變化なく、暗室へ入りて現像液と稱する反應藥に依て始めて光線の作用を受た反應を顯はすのです故に之を現像と申します。6一フヰルムでも乾|1暗室へ入る前には現像液を各自指定通りの水を加へ之と共に必要なる定着液疾章)も作り置事が必要であります。現像液は現像の反應劑メトール、沒食、アドル等の何れかと、現像を促進せしむるア現像に要するものは現像液を計量コップに人れたまルカリー多くは防ぐ保護劑たる溪髻達、及び現像液を淸淨ならしの藥品の附着せざるもの)一個、バケツに一杯の水、め畵像の出現を抑制する臭素加里等より構成していま1汚水を捨る容器(雜巾バケツ、暗室燈等はなくてならぬす之を自ら作るのは非常に煩はしき手數を要すると多-ものです量の藥品を購求せねばなりませんから、始めて現像をなさる方は既製の藥品が便利にして且つ經濟にもなります、近頃多く使用せられますのはMQ現像液と稱す!机の上に定着液の皿、現像皿、現像液のコップを列o+8です、是の現像液は畵像の細部を顯はすメトーーマ其前には暗室燈を點し、白色光線が何所からも侵ルと肉のりをぞするハイドロキノンとを混合したも一入しない事を確めて後、取枠中より乾板を取出し、其ので、舶來品も本邦製品も數種あります、カメラ、印、の膜面へ指を觸れない様に注意して、現像皿ヘ膜面を星印月星印等は其s著名なるものにして、液愷もあ|上向に入て左手にて之を持上、左右にて現像液のnッれば錠劑としたのもあります、錠劑としたものは度々プを坂上、現像皿の乾板へ液が全面へ一時に擴がる樣使用しない人或は旅行者には便利であります。イドロキノン炭酸曹達或は加里現像藥の酸化を、、定着液を皿に入たまs、現像皿(淸潔に洗ひて他」彰板の現像esDevelopeofPlatesに注ぎかけ、コップを机に置て右の手を皿に加(*左右へ徐々皿を搖かし、液が乾板の一方のみを浸さしめ|思機にできません、露出超過の虞れあるものは現像液ず全面1機に流動せしめねばなりません、液を注ぎた、臭素加里の一割液を數滴색ますと、現像作用を抑る際吸膜面に氣泡の附着する事があります、是氣泡は|制して正しき原板が作れます、現像液は華氏の六十五現像の作用を妨げますから、定着すれば透明な孔とな1度より温かであると現像を促進せしむるのみならず、ります、乾板の膜面に硝子粉其他の微塵が附着して、一乾板膜面を柔軟としゼーチン膜に皺を生ぜしめます、光線の作用を妨げ、現像液の働きを防ぎ、金孔の如き|故に夏期·1冰水の鉢にゴップを浸して、適度の温度迄穴となる虞がありますから、取枠に入る祭と現像の際冷却せねばなりません、深き井戶の水は夏も冬も華氏には毛s柔き刷毛で膜を拂ふか、清潔なる蛻脂綿にて一の六十度乃至一八十五度ですから、現像に適當な温度で膜面を撫で後、現像すれば是の失敗はありません。す、現像の全く完成したか否やを見るのは、皿より原露出が正しく行はれたものは五分乃至六分時の終り板を取出して其の裏面を見れば殆んご畵像が見られるには現像が完成いたします、露出が不ししていると充一のを見て終期と決定いたします、之は少し經驗が必要分現像するも畵像が顯はれません、光線が感光板に印です、然礼ごもフヰルムは乾板よりは早く裏面ょリ畵象を與へる程强くなかったのです、又現像液が華氏の一像が見られますから、餘り早く現像を止めると薄い原六十五度より冷かなる漡合にも畵像は容易に顯はれま|板となります、現像が終れば現像液をコップへ戾し、せんから、冬期には現像皿と現像液を旗氏六十五度の一三7洗滌して、定着皿に清水を注人して膜面を洗ひ111溫を保つ事に注意せねばなりません。するのです、何種のエムキュー現像液を111二回禅返し露出が普通より超過し或は現像液が僕六十五度て使用せられます。【九】定着Fixing.り早く顯はれると原板に肉がのらず、薄くして焼付が